社長ブログ
電通鬼十則
広告の世界で生きるものならほとんどの人間が知っているだろうと思います。
私にとって電通は、広告業界最高峰の会社でもあり、もし入れてくれるなら今からでも入りたいと思う憧れの存在でした。
その電通が、今、逆境に立たされています。
ブラック企業……
そのフレーズが聞かれるようになって結構な月日が流れたような気がします。
高度成長の時代はどれだけ仕事が過酷であろうとも耐えて耐えて耐え抜けば、昇給、退職金というものが約束されていました。
しかし、今は大手、中小問わず、低成長、低賃金の時代。
というか、そもそもブラック企業などと思っている人はほとんど居なかった。
そんな、CMが流れていたくらいですから。
5時から男。というフレーズは明らかに馬鹿にしたものに聞こえましたし
男は仕事できてナンボという空気が昔の日本にはありました。
そんなCMを見て育った私は仕事が出来る男に憧れましたし、男=仕事というフレーズが当たり前に思っていました。
しかし、それから30年近くの月日が流れた今、テレビで無我夢中で働く男達がクローズアップされる事はめっきり減ってしまいました。
ITで楽して儲ける。
そんな事を言う馬鹿社長が後を絶ちませんし、
若者達はそれに憧れます。
私は、若者達を否定するつもりはありません。
むしろ私だって楽して儲けたいと思っている1人です。
土日は休みたいですし、平日だって夕方7時以降は仕事したくありません。
毎日全力で働けば、
週末にもなれば体は石のように硬くなってきますし、月曜日になればまた仕事かという憂鬱になる。
それが、普通の人間です。
決して恥ずかしいことではなく、当たり前のことだと思います。
ただ、昔は、それに耐えなければならないだけの見返りがありました。
今の時代とは明らかに違うのです。
これから企業として生き残っていく上で大切なのは労働力です。
労働力が無いとそもそも企業は成立しません。
今時の若い方が何を求めて仕事をしているのか?
生活環境がどう変わって、何を求めているのかをきちんと理解しないといけないのです。
つまり、鬼十則など今の時代に合わないという事です。
マスコミも国も全力を挙げてブラック企業を潰しに掛かってきます。
その逆風に耐えながら企業経営を続けていく事などまず不可能なのです。
働きやすい環境づくりこそ、
今の時代に経営者がやらなければならない最重要課題なのではないでしょうか。
近年、営業活動のあり方が以前と比べて大きく変わってきたなと感じております。
プッシュ型の営業は全く通用しなくなり、完全にプル型の営業活動にシフトしてしまったようです。
私の若いころは、電話営業、飛び込み営業当たり前でした。
しかし、今の時代にそんな事を言ってたら確実に業績は右肩下がりになってくるでしょう。
どれだけ高度な営業トークが話せる人であったとしても、目の前にお客様がやってこなければ話になりません。
特に今後個人相手の営業活動は困難を極めるのは間違いなし。
個人宅に訪問して飛び込み営業なんてやった時点でブラック企業みたいな扱いを受けてしまいますしね。
今の時代の経営方程式は
商品力×接客力×集客力×営業力
このうちどれかがゼロになってしまった場合、
最終的に売上もゼロになってしまうのです。
昨年度にスタートしたマックスパートナー制度。
毎日多くの独立希望者の方が弊社まで足を運んでいただいておりますが、直感でこの人は成功するなと思う場合と、この人は無理だなと思う場合とが真っ二つに分かれます。
まず、成功する人は決断が早い。
何でもやればいいという話ではありません。
やる、やらないの決断が早いという話です。
ダラダラと考えてばかりで行動に移せない人は結果的にうまく行かない事が多いような気がします。
ビジネスをやっていると、それこそ毎日のように決断に迫られる瞬間が訪れてきます。
それをいかにジャッジしていくのかが必要なのです。
私の場合、やるという決断よりも、まずはやらないという決断を早くするようにしています。
やらないという決断をして、今よりも悪くなることは無いのである意味気楽なものです。
悩んだ挙句にやらないというのであれば、悩んでいる時間も無駄ですしね。
あと、もう一つ。成功しそうだなという人はやっぱり元気がいい。
単純な話ですが、暗い人はダメですね。
何事にも前向きに、元気よく。
経営者をやってると、もうダメだと思うことが何回もあります。
そんな時に、いちいち落ち込んでいては先に進めませんから。
お客様に選ばれる会社になるために必要な事。
■業界、競合他社でお客様が申し込んだときに不安に思っている点を徹底的に解消すること。
例えば、アフターフォローが心配だという業界なら、アフターフォローする仕組みを徹底的に作る。
それは、親切、丁寧に対応しますとかそんなレベルではダメ。
月に1回は確実に訪問します。
お電話頂ければ無料で1時間以内に訪問します。
とか、具体的な表現をする必要があります。
営業マンにハッパを掛けて走らせることを考える前に、売れる仕組みを構築するほうが何倍も重要。
当社も、完璧とは言いませんが、常にそのことを考えて仕組みづくりを行っています。
究極は
「顧客に絶対にNOと言わせない仕組みづくり。」
目指さない限り何も進みませんから。
本日2月6日(金)東京支店を開設しました。
もう、大阪には戻らない。
心の中でそう決意し、住まいごと東京に移してから1年。
当初の計画通り事務所を借りることができました。
ちっぽけな事務所ですが、
大阪がそうだったように、ここからまた新たなスタート。
必要以上の広さの事務所を借りる必要性も無い訳で十分満足しております。
来年の頭には事務所を出します!
そう、何人もの人に宣言していたのですが、私たちにとってそれは、とてもとても決断のいることでした。
お金も要りますし、人も採用します。
雇われている側にとっても私にとっても慎重になるのは当然です。
当社のお客様は全国に存在しています。
お客様には今まで大変なご不便をおかけしていましたが、まずはサポート体制を強化すべく社員教育を行っていきたいと考えております。
今後とも末永く、よろしくお願いいたします。
東京支店
http://maxline.co.jp/tokyo_open
年が明けてから新人が入社したり、東京の新しい事務所を探したりと普段と違う動きにバタバタとしておりましたが、ようやくいつもの営業活動のバタバタ感が戻ってきました。
今年は新しい事にチャレンジしたいという考えもありますが、何より従業員満足度を上げていけるように色々と取り組んでいきたいと思います。
WEB制作業や広告業というのは当社だけが例外ではなく、とにかく夜が遅いのが当たり前。
外で作業をするわけでもありませんので、やろうと思えば幾らでも仕事が出来てしまうのです。
最近は以前に比べて随分マシになったとは思いますが、それでも9時を回ってもまだ電気がついている事なんてしょっちゅうです。
私が若いころは夜中の2時、3時まで何て当たり前でした。家に帰ってシャワーだけ浴びてまた会社に行く。
なんて事が月のうち4.5回はあったような気がします。
今みたいにブラック企業だなんだって言っている余裕なんてありませんでした。
みんな会社の為、自分のスキル向上の為に一心不乱に目の前の仕事をこなしていただけなのではないでしょうか。
私は、当時の会社を恨んだりしたことなど一度もありませんでしたし、むしろ仕事が楽しくて楽しくて仕方なかったので、土曜日とか日曜日だって出来る事なら仕事をしたいなと思っていた位です。
あの時、一所懸命頑張った事がとても大きな自信になりました。
いざとなったら朝まででも仕事すればいい。
寝なくても、何とかなる。
今の自分を励ましてくれるのは過去の自分だけ。
テレビで武田鉄也さんが言っていたことがあったのですが、まさにその通りだと思います。
今を頑張れない人間は将来も頑張れません。
結婚したから頑張ろうとか、彼女が出来たから頑張ろうとか、子どもが学校に行くようになったから頑張ろうとか考えたってもう遅いのです。
世の中では、リストラされて苦しんでいる人たちがたくさんいるようですが、私から言わせたらそんなもの自業自得です。
その会社に入ったのも、リストラされたのも自分が選択しただけの事。
誰も悪くない。
人生には様々な選択肢があります。
その選択をしていくのは自分自身なのです。
ただ、そんな思いはここ何年か封印しようと心がけています。
一部の社員にはたまに飲みの席とかで話したりはしますが、今の時代、そんな事言ってたら若い子たちは付いてきません。
周りに守られているのが当たり前の世代ですからね。
自分で選ぶのではなくて、他人に選んでもらうのが当たり前の世代なのです。
私はそんな事をされると逆に反発してしまう性格なのですが、だからこそ経営者しか生きる道が無かったとも言えます。
誰もこんなめんどくさい人間を雇ってはくれないでしょうからね。
話しが脱線しましたが、とにかく今年は従業員の満足度を上げていこうと思っています。
私自身ももう少しプライベートを充実させていきたい。
そんな思いがあるのかもしれません。
新しい事を始めようと思うと、人間の多くは拒絶反応を示す。
昔の恩師にこの言葉を言われて、大きくうなづきました。
私自身もそのように感じる事も多いですし、ましてやそれが経営者以外のスタッフとなると当然そうなるのでしょう。
会社は常に変わらないと続けられない。
それも、ある社長さんに言われた言葉なのですが、本当にそうだと思います。
逆に、何も変わっていないという事は死を意味するのだと。
調子がいい時こそ変わらないといけないのに、大抵の人間はそれが出来ずに悪くなってから変わろうとする。
これは、当社にも同じことが言えます。
調子がいい時こそ変わらないといけない。
病気になってから健康に気を使っても遅い。
健康なうちに病気にならない対策を打つ事が、長生きする秘訣なのでしょう。
今日から会社は連休。
しかし、もちろん私には関係ありません。
今日もいつもと同じように6時に起きてデスクワークをしております。
最近年のせいか、夜にデスクワークをすると全く集中できないので、
社員からもお客様からもまず電話が掛かってこない朝にするように心がけています。
といっても、目覚ましが無くても勝手に起きてしまって、することが無いからデスクワークをしているという事でしょう。
今日は来月のセミナーのメルマガ執筆。
2時間で7日分のメルマガを書き上げました。
これが夜だとそうはいかない。
ビール飲みたい。寝たい。
色んな誘惑が目の前にやってきます。
早起きは3億円の得。
朝の2時間は、夜の5時間くらいに相当すると思います。
集中してやればどんな仕事も楽しくなりますしね。
先日、クライアントの社長さんからこんなメールが届きました。
残酷な言葉ですが、
「トップの器以上の会社は残念ながら創れません」
と。
確かにその通り。
サラリーマン時代から数えると数千社の企業経営者の方とお会いしてきましたが、社長さんの器以上のスタッフがゴロゴロいるという会社は見たことがありません。
社員の文句ばかっり言ってることは自分に対して唾を吐いているのと同じことだと言われた事があります。
社長の器が大きければスタッフの目標にもなります。
社長が頑張っていればスタッフも頑張ろうという気になります。
もし仮に、スタッフのほうが仕事が出来る。
そうなるとどうなるか……
きっと会社を辞めて経営者になるでしょう。
中小企業なんてそんなもんです。
なので、我々経営者は常に頑張らないといけないのです。
20年以上営業をやってきた中で思う事は営業現場での話法は昔も今も変わらないという事。
営業とは ヒアリング→プレゼンテーション→クロージングが基本的な流れ。
この順番が逆になると成約率はガタンと落ちる。
最近では、WEBからの問い合わせなどが増えている事もあり、プレゼンテーションはWEBで完結などというケースも多いのは事実ですが、だからと言ってこの営業の流れを無視すると結果は良い方向に向かわないといえます。
古い!と言われるかも知れませんが、現に今でもその流れで十分売れますし、無視するとやっぱり売れません。
その中で最も重要なのはヒアリング。
売れない営業会社はプレゼンばかりを強化しますが、それは大きな間違い。
ちなみに当社の場合も必ず聞いてこいリストというものが存在します。
それを少しだけご紹介すると
■ホームページはいつ作ったのか?
■効果はどれくらい出ているのか?
■担当者は誰なのか?
■目標設定は幾らなのか?
など、10項目以上あります。
それらを聞かない限りプレゼンに進んではいけないというのが当社のルール。
もちろん職務質問のように聞くのはご法度なのはいうまでもありません。
今朝、がっちりマンデーを見ていたら、
成功報酬型の求人サイトの社長が出演されていました。
最近は成功報酬型のビジネスがどんどん増えてきて、
従来の広告の感覚が変わってきているように感じます。
昔の広告屋なんか正味効果があろうがなかろうが、売れればいい。
そんな考えの人間ばっかりだったような気がします。
スポンサーサイト等に関しても基本的にはクリック保証型の広告ですし、最近ヒットしているのは成功報酬型がほとんど。
我々もそろそろそのあたりの事を考えていかないと、生き残っていけないと思います。
具体的には言えませんが、来年には新たな取り組みをドンドン行っていきたいと考えております。
営業成績が良い社長ほど、部下にそれを教えられない。
私が何年も悩んだ事です。
結論は人の力に頼らずに仕組みを作る事。
誰でも売れるようにしないと仕組みとは言えません。
でも、それが出来ないんだよね。