東京で仕事をするようになって地方の会社には社員研修が本当に必要だなと感じるようになりました。
例えばちょっとした疑問点を学びたいなと思った場合、東京だと何かしらのセミナーや研修が開催されています。
ところが、これを地方の方が受講しようと思うと本当に大変。
例えば和歌山の人の場合、東京に行くだけで往復7万円の交通費が掛かってしまいます。
じゃあ、地方で自分が学びたい研修が開催されているかというとそうではありません。
結果ネットでしか情報を仕入れられない。
そんな事態に陥ってしまうのです。
ネットの情報なんてたかが知れています。
本当の意味での情報なんて転がっているはずがありません。
研修の仕事をするようになってから、毎日のように地方に当社の講師が足を運んでいますが、地方になればなるほど喜んでいただけるようです。
「こんなところまで来てくれて。
ありがとうございます。」
そんな言葉をよくいただけるようになりました。
地方出身の我々にとって、学べない辛さは良くわかります。
社員も地方にいたのでは自分のスキルアップが図れない。
「東京に行って学びたい。」
そんな事を思っている人も決して少なくないでしょう。
現に思い起こせば当社にもそういうスタッフが少なからず居た訳で……
私だって社員に研修は受けさせたいです。
社員自身も学びたいと思ってくれているはずです。
でも東京の先生に和歌山まで研修に来てもらうなんて交通費負担だけでも大変。
だから、止めよう。
そんな事の繰り返しだったような気がします。
今、私は毎日のようにセミナーを行っていますが、その内容の多くは助成金研修をいかに企業に提案するか。
地方では研修を受けたくても受けられない。
そんな人が沢山居ます。
でも、そこに助成金が使えたら……
半分以上国から助成されるわけですから絶対に有利になります。
ITと研修で地方を元気にする会社
それを地方のパートナーと共に実現していきたいと考えている今日この頃です。