Googleやユーザーの立場に立って考えてほしいのだが、
例えば、果物屋さんが「みかん」「りんご」「すいか」などを販売していたとしよう。
「果物店」のホームページが出てきてほしいか、
それとも
「りんご専門店」のホームページが出てきてほしいのか?
はたしてどちらだろうか?
人それぞれ多少の考えの違いはあるだろうが、美味しいりんごを求めているユーザーからしてみれば、
検索結果の上位に表示されるサイトは「りんご専門店」のほうがありがたいと言えないだろうか。
これは、Googleの考えも同じだと考えたほうが良い。
現に、Googleで「りんご」と検索してみてほしい。
1P目に表示されているサイトに果物屋さんはほとんど含まれていないはずだ。
つまり、Googleはリンゴを求めるユーザーにはりんご専門店のサイトを表示したいと考えていることだろう。
これを考えれば業種によっては複数のサイトを展開しないと厳しいケースもある。
例えばリフォームなどは最たる例かもしれないが、
単に「リフォーム」と検索するユーザーよりも「マンションリフォーム」「屋根リフォーム」などと、より具体性のあるキーワードで検索してくる。
場合によってはそれぞれの専門サイトを複数展開しないといつまでたってもお客様がやってこないという事にもつながってくるので注意が必要だ。
学習塾なども同じだ。
「小学生 塾」と検索する人もいれば、「高校生 塾」と検索する人もいるだろう。
ただ、何でもかんでも細分化すれば良いというものではない。
現実的に、複数サイトを運営する事は決して簡単な事ではない。
欲張ってサイトを構築したものの運営が出来ずにアクセスが伸びなかったのでは本末転倒だ。
スタッフのスキルや人員数と相談しながらきちんと計画を立てて実行する必要があるだろう。